原稿・ペン・トーン
ペン基本
・道具
 ・ペン先:Gペン、丸ペン、カブラペンなどの種類があります。
      [Gペン:細い線から太い線まで自由に描き分けられます、扱いに慣れが必要です]
      [丸ペン:細い線が得意なペン先です]
      [カブラペン:一定の太さの線で描けます、初心者にも扱いやすいペン先です]
 ・ペン軸:G・カブラペン用、丸ペン用、共用ペン軸があります。自分の手に合った使いやすいものを使用しましょう。
 ・インク:製図用インクや墨汁などを使用します、最初は手入れがしやすい水溶性のインクが良いでしょう。
 ・水入れ、ティッシュ:ペンや手を洗浄するのに使います。

・使い方
 ・ペンは必ず内側へ向かって線を引きます、無理な方向で引くと破損の原因になります。また、筆圧を強弱することで線の太さを変えられます。
 ・ペンは小まめに洗浄するようにしましょう。長時間使用するとインクの水分が少なくなり、ネバついて線が引きにくくなります。(洗浄してティッシュなどで拭き取るとき、ペン先に繊維が挟まらないよう気をつけましょう)
 ・ペン先は消耗品です、描き味が悪くなったら新品に取り替えましょう。

・定規を使って直線を引く
ペンは定規に対して垂直に構えます。
エッジのある定規は裏返して使うとインクが垂れるのを防げます。

・入りと抜き
線を引くときに徐々に太くしていくことを「入り」と言い、逆に細くしていくことを「抜き」と言います。

・工夫をして描く
長い線は、線をつなげながら描く。
描きにくい方向の線は、紙を回転させて描く、ペンを手の中で回転させて描くなど工夫をして描きましょう。
